宮城の中学生、小俣で生き方を学ぶ!(前編)
なんと……2019年に入ってから、回覧の掲載以外では初のブログ更新です。
さぼりすぎ……
冬の間は、前年度の活動の総括や新年度に向けた準備などが多く、
あまり報告できることが多くなかったこともあるのですが、
新年度に入って楽しい話題が増えてまいりました。
またブログ更新も頑張りますので、たまーにのぞいてやってください。
さて、去る5月22日(水)~23日(木)、
宮城県仙台市にある宮城教育大学付属中学校の2年生4人が小俣を訪れました。
山北のお隣・山形県温海地区でグリーンツーリズムなどの受け入れを行っている
NPO法人自然体験あつみコーディネットさんからお声がけいただき、
「教育旅行」という同校の校外学習の受け入れ先のひとつとして
山北地区の地域おこし協力隊も参加させていただくことになったのです。
教育旅行のテーマは「生き方を学ぶ」。
仙台という日本有数の都市に暮らす中学生たちに
田舎での日常生活やそこで行われている仕事を通じて
多様な生き方や価値観があることを知ってもらうことが目的です。
最初あつみコーディネットさんからお話をいただいた時から、
とってもわくわくしていました。
外部の人に山北の魅力をPRする機会って、私にはこれまで案外なかったのです。
一緒に受け入れを担当する小俣のネイチャーガイド・高橋さんと
ああでもないこうでもないと企画をねりねり。
山北・小俣の魅力を余すことなく伝えたい!と熱い想いを胸に準備してきました。
2日間の活動の拠点となったのは小俣の公民館。
みんなで自己紹介をした後に、髙橋さんと私から地域おこし協力隊の仕事について説明しました。
過疎が進む地方で、空き家の増加や生活支援の担い手不足など、様々な課題が発生していること。
それでも豊かな自然とあたたかい人々に魅せられてよそから移住してきたこと。
地域の人たちのために、そして自分たちもいつまでもここで暮らし続けられるように、
一層山北や小俣をよくしていきたい想いがあることなどを話しました。
その後は楽しいまちあるき!
撮ったその場で写真が出てくるポラロイドカメラ「チェキ」を使って
小俣の「エモい」風景を探してもらう時間です。
私自身まちあるきが趣味で、
これまでもイベントに参加したりひとりで知らないまちをふらふら歩いてきたのですが
自分で企画したのは初めてです。
ミッションは、
「観光パンフレットを作る際に絶対外せないものじゃなくて、
あなたにしか見つけられない小俣の魅力を探して!」
という、ちょっと難しいかつ面倒くさいもの。
まちあるき初心者には厳しかったかな…?と不安に思いつつ出発しましたが
4人とも、道端のさりげない風景をどんどん写真に収めていってくれました。
散策を終えて公民館に戻った時に、笑顔で「楽しかった!」と言ってくれて感激。
とにかく、何かを一生懸命学ぶというより、楽しんでもらうことを最優先にしたかったので…。
そんなこんなで、1日目の活動はここまで。
翌日は、チェキで撮った写真を使って小俣の魅力を紹介するマップを作ってもらいます。
ブログ後編(近日公開)に続く!