小田切ゼミ in さんぽく
11月14日(水)~17日(土)、
明治大学農学部食料環境政策学科の小田切ゼミの学生が
農村調査実習で山北を訪れました。
毎年恒例となっている同実習。
実は私も小田切ゼミの卒業生で、
山北に移住したいと思ったのもこの農村調査実習が大きなきっかけでした。
地域おこし協力隊に着任した昨年に引き続き
学生たちと山北の地域おこし協力隊員の意見交換の場が16日(金)に設けられました。
元ゼミ生として、先生に多少は成長した姿を見せなくては…というプレッシャーもありつつ(笑)
山北の買い物支援について
これまでどう活動し、今後をどう考えているのかをお話ししました。
学生たちにどれほど伝わったかは分かりませんが、
山北で過ごした数日間が、今後彼らにとって何かしらの影響につながっていけばと思います。
実習最終日の17日(土)には、小田切先生や学生たちが発表する
「村上市関係人口シンポジウム」が開かれました。
近年「地方創生」を議論する上で積極的に使われる「関係人口」という概念。
従来の、移住や頻繁な訪問のみにとどまらず、例えば
「地域の特産物を買う」
「ふるさと納税などの寄付をする」
「二地域居住」
など、何かしらの形で地方に関与する人口のことを指します。
小田切先生はまずその言葉の意味の説明から入り、
地方の現場で起こっている動きや政策の変化、今後の課題などを分かりやすく説明してくださいました。
(先生の語り口、学生の頃の授業を思い出します^^)
学生たちは、夏休みに参加した地域づくりのインターンで得たこと、感じたことや
山北と関係人口について考えたことを発表。
また、小田切ゼミ卒業生(私よりいくつか下の学年)で
現在は公益社団法人中越防災安全推進機構
にいがたイナカレッジで活躍する井上有紀さんが、
「ソトモノと地域の関わりとプロセス」をテーマに
多種多様な地域との関わりの場の在り方や
日頃の活動を通じて感じていることを話してくれました。
今回のシンポジウムは、質問の時間がたくさんあった点がよかったな。
こういう場って、一方的に話を聞いているだけじゃ消化不良になることが多いので。
同じ山北の協力隊の髙橋さんが、小田切先生に紹介してもらった本を購入していたので
今度借りて私も読んでみようかな~と思います。