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新潟県村上市山北(さんぽく)地区で買い物支援

まちカフェで村上のまちづくりを考える

7月28日(土)に村上市総合文化会館で開かれた「まちカフェ2018夏」に参加してきました。


先日のU-45 STEPと同じく、NPO法人都岐沙羅パートナーズセンターが主催する
まちづくりに関する語り合いの場です。

 
まちカフェ2018夏(Facebookイベントページ)

まちカフェ2018夏


市内外から、行政職員や地域おこし協力隊、まちづくり協議会メンバーなど約30人が集まり
「支え合い」「関係人口」「若者の地域参加」の3つのテーマで意見を交換し合いました。


今回参加しようと思ったのは、テーマのひとつに「支え合い」があったため。
イベントページにはその具体例として「買い物支援」も入っていたので、
「私が出ずしてだれがこの会に出るんだ!」と、謎の使命感に駆られて参加してきました(笑)

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5人前後のグループで、テーマについて膝を突き合わせて話し合います。

現在山北で高齢者の買い物支援をはじめとしたまちづくりに関わる身として、
・悩みが地区・集落・個人ごとに異なる
・買い物・生活支援の担い手不足(または組織化・仕組み化されていない)
・まちづくりの場に出てくる人材の固定化
・任期3年の地域おこし協力隊がいなくなっても回る仕組みづくりが必要
などを課題と認識しています。


今回のまちカフェで、これらの課題にすぐ対応できる画期的な仕組みを
誰か他の参加者から聞けたりしないかな、と、少々期待しつつ参加しましたが、
実際感じたのは、どこの地域でも枝葉の部分は違えど根本的な悩みは同じで、
みんな解決策を模索している真っ只中だということでした。


そしてそれと同時に感じたのは、(自惚れを承知した上で言いますが)
悩みを持つ人とそれを解決しようと動く人の仲介役として、
地域おこし協力隊が少なからぬ期待を受ける立場であるということです。


現在私が山北でやろうとしていることは、もしかしたらこれらの課題解決のためのひとつの方策になり得るのかもしれない。
いつまでも、人からヒントをもらう立場に甘んじるのではなく、むしろ自らが一種の先駆者になる必要がある場面も出てくるかもしれない。
大変僭越ながら、そんな風に感じました。


このこと以外も、新たな気づきをいくつも得られた貴重な時間となりました。

この日得られたものを、今後現場で生かしていけるよう、精進します。

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参考になる意見をいくつも聞けました。