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新潟県村上市山北(さんぽく)地区で買い物支援

5月の食卓

 

山北に来て嬉しいことのひとつは、食べるものがなんでもおいしいこと。

今日は、山北の魅力的な食、そのほんの一部をご紹介します。

海も山も自慢の山北、5月はこんなものが食べられるんです。

 

まずは海から。じゃーん。アジです。先日寝屋(ねや)で釣ってきました。

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とれたてピチピチ!

この時期の山北は、地元の人はもちろん、山形県福島県からも釣り人が訪れアジを狙います。

この日釣れたのは15~20センチほどのものが10匹。

全て三枚におろしてから、小さいものはたたいてなめろうに、大きいものはお刺身にしました。

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最高の贅沢御膳

味噌汁、こごみのおひたし、村上市の郷土料理「大海(だいかい)」、そしてビール!とともにいただきました。

新鮮でおいしいのはもちろんのこと、自分で釣った魚を自分でさばいて食べられる喜びは、なにものにも代えがたいものです。

 

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そして次は山のもの。山菜全般何でも採れますが、私は何よりたけのこが好きです。

実家のある神奈川では4月の味覚だったけれど、山北では5月がシーズン。

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きれいに整備された竹林

知り合いにお願して、たけのこ堀りをさせていただきました。

立ててある棒は、「ここにたけのこ出てるよ」の目印。竹林のご主人は「700本あった棒を使い切ったなあ」とおっしゃっていました。

こんなにたけのこがポコポコ出てる光景は初めて見た。夜中にトトロが来て踊ってるんじゃないだろうか。

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夜の竹林(イメージ)

この日の夕飯は、たけのこご飯にたけのこの味噌汁、そしてたけのこの土佐煮を作りました。

残ってたこごみと、前日釣ったアジのフライもね。

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たけのこ尽くし!

また別の日には、タイ風のココナッツミルクカレーに。

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細切りのたけのこがいい食感

 

いつもは米ぬかと唐辛子で茹でてあく抜きしていますが、採れたて新鮮のたけのこは水で湯がくだけでいいのです。これも驚きですね。

 

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山北に来てカルチャーショックを受けたのは、近隣のスーパーなどで地元の野菜や山菜が手に入らないこと。みんな自家消費用に畑を作ってたり、山に採りに行ったり、もしくは知り合いからお裾分けしてもらったりして調達しているから、購入する必要がないのです。

地元のものを食べるには、知り合いを作って情報をもらったり、お願いして分けてもらったりすることが必要。この1年で学びました。

また少し、山北レベルが上がったかな